初日の出を拝しないと一年が始まらない!!!
そんな思いを持たれている方が本当に多いのにはびっくりします。やはりココにも縁起をかつぐと言うか、大事にしようとする日本人の綺麗な心が溢れていると思います。
昨日と同じ太陽でありながら初日は新鮮な神々しい光に我々日本人には写るんです。そして誓を新たにして、新しい年に挑んでいくんですね。まさに一年の内一番始めの儀式が初日の出拝ではないでしょうか。
そんな、初日の出を毎年楽しみにされている方も全国には沢山いらっしゃいます。
「今年も一年元気で過ごせますように。」との願いを込める全国の初日の出が有名なスポット紹介していこうと思います。地元の方はもちろんお出かけになる際の参考にしてください。
また、そのスポットに出かけられない方も行ったつもりになってみてください!
初日の出の関東の有名スポットを検証
関東地方にお住まいの方が初日の出を見に行ける有名なスポットを挙げてみることにします。
関東で人気No.1とも言われている初日の出スポットが、千葉県の「九十九里浜」です。
こちらでは、日本で二番目に長いと言われる刑部岬から太東岬にかけての砂浜で、水平線からゆっくりと昇る初日の出を拝む事が出来ます。
そして、刑部岬に立つ「刑部岬展望館」からの眺めは格別で、
「日本の朝日百選」に認定されている程の絶景です。
ここから眺める夜景は絶景で、街灯かりに「LOVE」の文字を見出したカップルは結ばれるという「うわさ」です。また、この刑部岬からの景観は、「日本の朝日百選」「日本の夕陽百選」「日本夜景遺産」「日本の夜景100選」「関東の富士見百景」に選ばれています。
まさしく、ココから拝する初日は穴場スポットと言えるでしょう!
次に、「犬吠埼」を紹介します。
関東最東端にある千葉県の「犬吠埼」は、全国でも屈指の初日の出の名所となっていて、毎年各地から大勢の人が訪れて賑わっています。その理由は、山頂・離島を除いて、全国で一番最初に初日の出を拝む事が出来るスポットだからです。
犬吠埼から眺める絶景初日の出、この景色は日本一!?でしょう
東京で見る初日の出のオススメはなんといっても東京のシンボル
「東京タワー」でしょう。
スカイツリーという方もいるかもしれませんが、古い人間にとっては、高度成長時代の先駆けからの懐かしさから「東京タワー」をあげる人も多いと思います。
東京タワーには、高さ150mの大展望台と高さ250mの特別展望台があり、寒さを気にせずに、ゆったりと東京湾から昇る初日の出を拝む事が出来ます。ただ、特別展望台はリニューアル工事の為営業休止。
2017年元旦(1月1日)の東京タワーは、午前6時から150mの「大展望台」の営業を開始します。
東京タワーの大展望台からは、東京湾から昇る「初日の出」の瞬間をお楽しみいただけます!(入場制限無し)
恒例の元旦特別サービスとして、午前6時の営業開始から新年を祝って、「2017.1.1」刻印入り記念メダル(非売品、直径約3cm、真鍮製)を、展望台にお越しになった先着2017名様にプレゼントします。
ミシュランで三つ星観光地として紹介されてから、
大人気になったのが、「高尾山」です。
高尾山では、山頂の見晴らし台で日の出に合わせて迎光祭も行われているので、
初日の出スポットとしても人気です。
都心からのアクセスも良く、ケーブルカーも完備されていてお子様からお年寄りまで年齢性別に関係なく気軽に、そして安心して初日の出を拝めるスポットとして、高尾山は毎年多くの人で賑わいます。
初日の出見学は、深夜から早朝に掛けてになります。
防寒対策はいつも以上にしていきましょう。
初日の出が東北で有名スポットはどこ?
元旦に初日の出を拝むと、
一年最初の儀式だけに何かいい事がありそうな気がしてきますよね。
逆に初日を拝しないと,
一年あまり良くない年になりそうな気がします。気の持ちようですが・・・
ここからは、東北の初日の出で有名なところを探してみることにします。
秋田県にある「十和田湖」からです。
十和田湖は、青森県十和田市、秋田県鹿角郡小坂町にまたがる湖で
十和田八幡平国立公園内にあります。
十和田湖は、カルデラ湖として有名ですが、こちらでは、真っ白で美しい雪景色と、広い十和田湖の湖面に徐々に広がりながら映る眩い朝陽のコントラストを楽しみながら、初日の出を拝む事が出来ます。
新年の幕開けに相応しい初日の出を拝む事が出来るのが、
山形県にある「上山城」別名、月岡城です。
月岡公園内にあるこのお城は、かつては「羽州の名城」とも呼ばれていました。
天守閣にある展望台からは、蔵王連峰と上山市街の素晴らしい眺望を見る事が出来ます。
元旦には、毎年「上山城元旦登城」が行われていて、午前0時から登城する事が出来るので、三吉山からの初日の出を拝む事が出来るでしょう。
・元旦登城のお知らせ
開館時間:午前7:00~午後4:15まで(最終入館:午後3:45)
(三吉山からの日の出は午前7:30頃です)
※先着300名の入館者に「オリジナル和巾着」をプレゼント!
(小・中学生はかみのや丸コースター)
※入館料が必要です。
大 人、410円 学 生(高校・大学生)360円 小 人(小・中学生)50円
雄大な太平洋に昇る初日の出を拝む事が出来るのが、
青森県にある「種差海岸」です。
こちらは、新日本観光地百選、白砂青松百選、日本の渚百選にも選ばれていて、青森県を代表する景勝地にもなっています。
「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした」
司馬遼太郎の紀行文「街道をゆく」シリーズ「陸奥のみち」
雄大な太平洋と種差海岸が一望出来る葦毛崎展望台は、
種差海岸遊歩道の出発点でもあり、初日の出を拝む絶好のポイントでもあるのです。
間近に迫る海が、日の出と共に刻一刻と赤く染まる素晴らしい光景は特に有名で、毎年多くの人が初日の出を拝みに訪れています。
東北地方の深夜、早朝となると冷え込みは尋常ではありません。
くれぐれも、十分な防寒怠りなく初日を拝して下さい。
初日の出の北海道で有名スポットと言えば?
極寒の地である北海道で初日の出を拝する!
神聖な気持ちになり特別なご利益がありそうですね!
極寒の地北海道にも有名な初日の出スポットはあります。紹介します。
日本の最北端で見る初日の出「宗谷岬」があります。
宗谷岬は、北海道で最初に初日の出を拝む事が出来るスポットです。
こちらは、初日の出だけではなく、日の出、日の入りの美しさでも有名で、毎年イベントとして、納沙布岬初日詣も行われており、温かい飲み物が振舞われたり、花火が打ち上げられたりしています。
日本最北端の地の碑が建つこの宗谷岬の元旦は、初日の出を拝む多くの観光客で混雑するんです。
「「宗谷岬」で見る初日の出ツアー」・・・ありそうですね。
それとは別でツーリングで初日の出に出かける方も実に多いんですね。
タイヤにチェーンを巻いて・・・寒そう!
五稜郭の堀の外側に建っている「五稜郭タワー」。
五稜郭タワーからは、津軽海峡を照らす初日の出を拝む事が出来ます。
こちらでは、元旦の早朝から、初日の出を観賞する為の特別展望が行われ、暖かい展望室の中からゆっくりと初日の出が昇るのを待つ事が出来ます。元旦・初日の出営業(朝6時オープン)
近年では、観光バスを利用し、団体で初日の出を拝みに来る観光客も多くなり、五稜郭タワーからの初日の出が有名になっている事を感じさせます。
続いては、「JRタワー展望室」です。
JRの札幌駅から直結している便利な場所で初日の出を見る事が出来ると評判なのが、
「JRタワー展望室」です。
こちらは、デートスポットとしても人気なんですが、この場所では、札幌の街並みの向こうから昇る初日の出を堪能する事が出来ます。
元旦恒例イベントとなった「そらの初日の出@T38」を今年も開催。
元旦は朝の6時から、特別営業を行っているので、雪景色の札幌の街を紅く染める初日の出を楽しむことができますよ、如何でしょうか?。
まとめ
朝早くから又は夜も寝ず朝日が登るのをただひたすら待ち続ける一年に一度のイベントとも言える初日の出拝!眠気も吹き飛ばし清々しい新鮮な気持ちになります。
今年の初詣出かけられますか……風邪などにきませんよう暖かくしてお出かけ下さい。
綺麗な神々しい初日が見れますように・・・良い一年でありますように・・・
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