花粉は花粉症患者にとっても、美肌を気にする女子にとっても、大敵です。
花粉が飛べば、花粉症患者は花粉症を引き起こします。
また、花粉は肌への刺激となって、肌トラブルを引き起こします。
美肌をつくるには、花粉に負けないような対策もとらねばなりません。
顔は体のほかの部分と違って常に外にさらされています。 花粉が飛べば、モロに影響を受けてしまいます。
そのため、マスクを付けるなどの、露出部分を少しでも少なくする必要があります。
ここでは花粉からお肌を守る工夫について述べていきます。
花粉の季節!花粉症でも気を付けたい洗顔方法
花粉は肌にとって刺激となる物質です。
空気中のホコリとともに、肌に付着して刺激を引き起こしてしまいます。
しかも、春は強い風が吹きやすくなるため、花粉を含む刺激物質が肌にビュンビュン当たってきます。
花粉症対策として、「家に帰ったら、入る前にコートについた花粉を落とす」という方法がありますよね。
外にいるときに、服は花粉をかぶってしまっています。 家に入る前には花粉を落とし、せめて家の中では花粉にさらされずに生活するための工夫です。
これが、肌にも言えます。 家に帰ってきたら、まず洗顔をして、お肌についた花粉を落としておきましょう。
洗顔と言ってもやみくもにただ洗い流せばよいというわけではありません。やってはいけないことがあります。
花粉の刺激で肌がムズムズしているときは、ついゴシゴシこすってしまいがちです。
でも、これはNGです!
また、できるだけ「すっきり感」を出すために、さっぱり感の強い洗顔料を使いたくなります。
これもNG!
「さっぱり」する洗顔料は、それだけ洗浄力が強いです。
洗顔した直後はスッキリするかもしれませんが、同時に肌のバリア機能も落ちてしまっています。
お肌には油分でできた天然の保護膜ができてしまいます。 洗浄力の強い洗顔料で洗ってしまうと、この保護膜まで洗い流してしまいます。
特に花粉の季節は、お肌をいたわる弱酸性の洗顔料を使いましょう。
健康なお肌は弱酸性です。 その性質を動かさないように、弱酸性の洗顔料を使いましょう。
肌本来の機能が弱まるこの季節は、洗顔後に弱酸性に戻りにくいのです。
なるべくお肌にとって刺激になりにくい洗顔料を使うと同時に、好きな香りのものを選ぶなど、洗顔タイムを少しでも楽しくする工夫も大切です。
やさしく丁寧に洗うには、洗顔タイムを楽しくできるような洗顔料を選ぶことも大切なのです。
やさしく、丁寧に洗顔したら、もちろんそのあとはしっかり保湿しましょう!
もしも、傷んでしまったところがあるのなら、じゅうぶんにケアしましょう。
花粉の季節!花粉症に負けないスキンケアについて
花粉の季節は、花粉症に対応するだけで精いっぱいでスキンケアもおろそかになりがちです。
スキンケアをするために、化粧品をお肌に当てると、傷んだお肌にしみてしまい、刺激になってしまうのも、手抜きに一役買ってしまうことになっていると思われます。
さらには、「傷んでデリケートになってしまったお肌には、なるべく余計なものをのせないほうがいいらしい」なんて言われる噂も飛び交います。
それでこれ幸いと、スキンケアをさぼってしまっているのではないでしょうか?
しかし、それは違います!
化粧品がお肌にしみてしまうのは、それだけお肌が傷んでいる証拠なんです。
だからこそ、きちんとスキンケアはしないといけないことがお解りになると思います。
花粉の季節のスキンケアは、普段と違った方法をとることが大切です。
まずは保水機能に優れた化粧水で水分補給して、そのあとクリームでフタができれば一番いいのですが・・・。 化粧水がしみてしまって、痛くなることがあるかと思います。 浸透性の高い化粧水ほど、しみやすくなってしまうのでやっかいです。 そんなときは、思い切って「化粧水を使わない」という方法もアリです。
今まで
化粧水→乳液・クリーム→完了
という順番でスキンケアをしていたのだとしたら、いきなり
乳液・クリーム→完了
とします。 これはあくまで、花粉の季節限定、それも肌のバリア機能がいちじるしく落ちている間限定の応急処置です。
保水はいったんあきらめて、これ以上肌から水分が逃げないように、フタだけしておくのです。 これだけで、かなり違うはずです。 何もしないよりも、こちらの方がはるかにお肌をいたわれます。
乳液・クリームをつけるときは、こすらないように注意しましょう。
上からのせるような感じでつけて、優しく押して、なじませましょう。
お肌が傷んでしまい症状がひどいとき、例えば・・・
★肌が赤みを持ったままで、ほてりがある
★腫れがある
★湿疹がある
こんなときは、スキンケアでは治せませんから、皮膚科を受診して、治療薬を処方してもらうようにした方がよいでしょう。
お肌を守るためには皮膚科の受診も必要ですよ!
花粉の季節!花粉症でも肌をいたわる必要あり
花粉症はつらいです。 鼻水が止まらなくなるし、目のかゆみに悩んでいる人も多いでしょう。正直、肌をいたわるどころではないかもしれません。
しかし・・・
「それどころじゃないんだから」と鼻をかんで皮をむかせ、目をグリグリこすって充血、鼻も目の周りもヒリヒリするけどまあいいか、では、これからやってくる夏を乗り越えられません!
肌を痛めたら、それだけの影響が出てしまいます。
大変なのは分かりますが、こんな花粉の時期だからこそ、肌をいたわることが必要なのです。
ではここで目と鼻の対策についてみてみることにします。
まず、鼻かみ対策からです。
1日に何回もティッシュで鼻をかんでいると、鼻の周りが真っ赤になってしまいますよね。
進行すると、皮がむけてきてしまいます。こうした刺激を少しでも避けるために、「鼻セレブ」などの柔らかいティッシュを使うことをおすすめします。
こちらは割高になりますが、品質がいいのも確かです。 シルクのような触り心地で、鼻の周りに刺激を受けにくくなります。
ヒアルロン酸など、保湿成分を配合していることも多いです。
これだと、普通のティッシュを使った時に比べて柔らかいので刺激が少ないうえに、保湿もできます。
外出時にハンカチで鼻をおさえるときは、内側を少し湿らせると刺激が和らげられます。 素材はガーゼがおすすめです。
続いて目のかゆみ対策です。
目のかゆみには、目薬を使うことが多いかと思いますが、精製水や水に近い成分の目薬を使うことをおすすめします。
目のかゆみは目の中に花粉が入ってしまっているから。 これを精製水や、水に近い成分の目薬で洗い流すのです。
外から帰ってきたときや入浴時に目を洗うのも良いですね。
まめに洗い流して、花粉を除去することにより、だいぶ楽になります。
目が炎症を起こしているときは、熱をもっています。 これがかゆみを助長してしまいます。
そんなときは、目元を冷やすのも効果的ですよ。
花粉症の時期にはマスクの着用が基本ですが、肌触りの良いものを選ぶなど、きちんとした対策をとって、花粉の時期でも肌をいたわる工夫を忘れないようにしたいですね!
まとめ
ズバリ言えることは、花粉に負けない体を作ることが大切です。
余談ですが、花粉症を和らげるとされる食品をいくつか紹介しておきましょう。
代表的なのがヨーグルトで、玄米や甜茶もよく耳にします。また、詳しい成分については省きますが、カルピスは花粉症に効くという話もあります。乳酸菌の力は絶大のようですね。
花粉症を和らげるとされる食品を摂り、免疫力をつければ、花粉症に負けない強い力が生まれるというわけですね!
コメント