怖い糖尿病!予備軍の多さと食事療法と予防のための食事の摂り方

糖尿病
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糖尿病は、血糖値が通常よりも高い状態が、ずっと続くことを言います。

血糖値が高いだけで、体になんらかの不調が起こることはありません。

なので、放置されていることが多いです。

しかし糖尿病は、進行すると、さまざまな合併症を引き起こします。

「糖尿病性網膜症」、「糖尿病性腎症」、「糖尿病性神経障害」、これが糖尿病の三大合併症です。これが怖いんです・・・

そこでここではこの怖い糖尿病について取り上げてみます。

 

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怖い糖尿病!境界型糖尿病・予備軍の多さ

平成9年の厚生労働省の糖尿病実態調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」は690万人。また、「糖尿病の可能性を否定できない人」は680万人いました。

実に、成人の6人に1人が糖尿病の疑いがあるという計算になります。日本人の生活習慣病の発症率は、増加の一途をたどっていると言われています。したがって現在では糖尿病予備軍を含めかなり増えていると予想されます。

糖尿病を発症していなくても、高血糖の状態であれば、ボーダーラインの状態です。

これを「糖尿病予備軍」今では、「境界型糖尿病」といいますが、高血糖のまま、放置していると、少しずつ症状が進行して行ってしまいます。

糖尿病は、発症しても、血糖値が高いだけで、自覚症状はありません。発症してすぐに症状が現れれば、早めに対処することも可能なんですが、しかし、かなり進行して、合併症をかかえてしまう状態にならない限り、自分では気づきにくいのです。しかも、そうして合併症を発症したあとでは、治療は困難になります。さらに進行して、視力を失って失明したり、腎臓が機能せず、透析が必要になったり、足を切断しないといけなくなる危険性があります。

一度糖尿病にかかると、治ることはありません。

ですから、糖尿病の治療は、完治させる治療ではなく、それ以上症状を進行させないための治療となります。

糖尿病予備軍の状態で、治療を開始することで、発症を食い止めることができます。糖尿病を予防できれば、つらい合併症に苦しむことはなくなります。すなわち、早期治療が絶対条件になります。

糖尿病を予防するには、食事と運動に気を付けることが大切です。

 

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怖い糖尿病!糖尿病患者の食事療法

糖尿病は、それだけでは自覚症状はありません。しかし、放置していると、糖尿病の三大合併症のほかに、心筋梗塞や脳梗塞などを発症してしまうので、注意が必要です。

メタボ健診などで、糖尿病を発症していることが分かったら、合併症を引き起こさないよう、きちんと食事療法を続けましょう。糖尿病治療は食事療法と運動が必須です。

食事療法には「食品交換表」と「カーボカウンティング」の2つの食事療法があります。

 

食品交換表

エネルギー制限をしながら、栄養バランスを取ります。同じような栄養素を含む食品を6グループに分け、それぞれのグループから栄養を選んで摂取し、栄養バランスを保ちます。
こちらに向いている患者さんは、減量が必要な人、バランスの良い食事に関する知識が不足している人は、こちらが適しています。

 

カーボカウンティング

日本では比較的新しい食事療法です。しかし、世界ではすでに、多くの国が採用している食事療法です。カーボカウンティングのカーボとは、炭水化物の英語である、カーボハイトレードの略語で、炭水化物の摂取量をコントロールすることにより、血糖値を管理します。

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こちらは、血糖値に大きな影響を与える、炭水化物の量をコントロールする食事療法で、減量の必要がない人や、すでにバランスの良い食事をしている人は、カーボカウンティングがおすすめです。カーボカウンティングは、血糖値管理を重視しています。糖尿病腎症、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症の3大合併症の予防に役立ちます。

糖尿病のための食事療法を始めるときは、自分により合う方を選びましょう。ちなみに私は、炭水化物の摂取量をコントロールする糖質制限食で血糖値のコントロールをしています。

食事療法はあくまで手段です。その結果として得られる血糖値の安定こそが大切なのです。

 

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怖い糖尿病!糖尿病予防のための食事の摂り方

糖尿病予防に役立つ食事のコツを知って、実践するだけでも効果があります。
糖尿予防に役立つ食事の摂り方は、

 

炭水化物ばかりの食事を避ける

うどんといなり、ラーメンとチャーハンなど、炭水化物ばかりのメニューだと、血糖値が上がりやすくなります。

 

食物繊維を摂る

野菜、きのこ類、海藻類には、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、血糖値をコントロールするはたらきがあります。またこれらの食材をメニューに入れることで、自然と炭水化物の割合が減り、糖尿病予防に役立ちます。

 

1日3食きちんと食べる

食事を抜くのはいけません。3食キチンと食べることで、血糖値が上下に乱れにくくなります。

 

炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスをとる

バランスを考えて食事すると、血糖値の上昇がゆるやかになります。

 

雑穀パンを食べる

ふだん、パンを食べるときには、白パンを食べている人が多いと思います。パンを白パンではなく、雑穀パンにチェンジしましょう。白パンは高GI値食品であり、血糖値の急激な上昇を促してしまうため、避けたいです。

 

玄米、麦飯、五穀米を食べる

ふだん、白米を食べているのなら、玄米や麦飯、雑穀枚にチェンジです。白米は、高GI値食品です。血糖値の急激な上昇を促してしまいます。

 

お酢を摂取

お酢は、血糖値のコントロールに役立つと言われています。どんどんメニューに取り入れていきましょう。

 

ふだんの食事を、糖尿病を防ぐための食事、と考えると、より健康的になります。

毎日の積み重ねが、十年後、二十年後のあなたを助けます。

いつまでも元気でいるためにも、普段の食事を「食事療法」として、気を付けて考えると良いですね。

 

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まとめ

糖尿病は発症しても、初期の場合は、自覚症状が起こらないので、気づきもしない人が多い病気です。

そして、症状が進行し、やっかいな合併症を引き起こしたところで、初めて糖尿病の発症を知る人も多くいます。

不安な方は健診を受けることをお勧めします。健診で、糖尿病の発症が分かったら、初期の段階で、治療を開始しましょう。

そして、血糖値をうまくコントロールをして、合併症の発症を食い止めたいものです。