お歳暮を贈る!知ってると助かる日本の習わし・訪問する時、手渡しする時

お歳暮の由来 お歳暮
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例年11月の声を聞くとそろそろお歳暮の時期に入ってきます。

老舗大手百貨店など多くのお店が年末売り上げ商戦に向けての準備に入ります。

中には、早期お申し込みご予約獲得のため、色々な特典を用意しているところもあります。

送料無料であったり、10%~15%OFFを謳ったり、早期お申込みプレゼント商品を用意したりと、白熱を帯び始めるのが11月でしょう。

我々消費者にしてみれば“早すぎ”という感がありますが、一年で一番売り上げが期待できるイベント「お歳暮」でしょう。遅れを取ることは許されないことなんでしょう。企業にしてみれば・・・

お陰で私たちは、迷うことも多いかもしれませんが、選ぶ楽しみを得ることができます。今年も早、そんな時期になりました。お歳暮選び慌てなくていいようにお早めにお選びください。

ここでは、お歳暮の由来や、

お宅に訪問し手渡しする際の、知ってると助かる日本の習わしについて触れてみます。

あなたの参考になれば幸いです。

 

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お歳暮の由来

お歳暮の由来

 

お歳暮とは書いて字のごとし、年の暮れのことを意味します。

師走になると、昔は、日ごろお世話になっている人に歳暮まわりと呼ばれる年中行事が行われ、感謝するのが恒例行事となりました。

それが転じて、近年ではお世話になった人に、一年の感謝の心を込めて年の暮れに差し上げる、贈り物を意味する言葉となりました。

お歳暮と言えば、水引やのしをかけますよね。

中でも水引は一見、無駄のように見えますが、日本には太古の昔から魂を結びいれる、というような結びの信仰があったといいます。結ぶことを通して魂が宿り、これ(水引=結び)を付帯されて贈られたものは、単なる物品ではない、と考えられているんです。

 

お歳暮の由来 水引

 

一方“のし”は、「のしあわび」からきた言葉といわれています。

日本は四方を海に囲まれた島国です。そのおかげで古くから海の幸に恵まれてきています。昔はその海の幸を贈る習慣があったそうなんです。その海の幸がのちに高級な“あわび”に代表されるようになり、 のし、すなわち、あわびをつけた贈り物は酒を意味するようになり、のし=酒の肴と言われるようになったといいます。

その言い伝えもだんだんと廃れ、やがては紙に印刷されたものになり、ただの「のし」に代わっていく事になります。

 

お歳暮の由来

 

これらのことから考えてみると、お歳暮は、お歳暮を贈答しあう行いは、魂を贈りあう、感謝の気持ちを表すところにあるようです。

本当に人間的なふれ合いを目的とすることを願って贈答が行われるのです。

ですから、そういった心が、お歳暮にかけられた水引やのしに表れているといえると思われます。

 

お歳暮を届けにお宅を訪問する時の注意すべき点

お歳暮の由来

 

お歳暮は本来ならお宅に訪問し、一年間のお世話になったお礼や、感謝などのご挨拶とともに、手渡しするものですが、昨今はお歳暮を宅配便で贈るというのが当たり前のようになってしまっています。

が、ここでは、正式な作法であるお宅訪問の際の注意点を紹介しておきます。

 

1、相手のお宅を訪問する前の注意点

お歳暮をお渡しするための相手宅訪問で忘れてはいけないことはアポイントです。

前もって連絡をして訪問の目的を告げたうえで、約束を取り付けておくのが一般的です。アポの取り方は、難しいルールなどは必要なく、電話でも問題ないと思います。ただし、2~3日余裕をもっての連絡が望ましいと思われます。

ここでの注意点は、日取りの決定については相手のご希望を一番にすることが大切です。更には、訪問の時間帯においても心掛ける必要があります。

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相手方から時間の指定がない場合は、マナーとして朝食、昼食等の食事時は避けるようにし、午前であれば朝食を終える10時~11時、午後であれば昼食や夕食の時間と被りにくい14時~16時を選ぶのが適当でしょう。

ただし、相手様が夜しかいらっしゃらないようなときは、あまり遅くならない時間帯にすべきです。理想は、19時~20時くらいまででしょうか。。。

 

2、急な訪問になってしまった時は

万が一相手方の都合を予め確認がすることができない状態でいきなりの訪問になった場合には、玄関先でお歳暮をお渡しする程度に留めて、すみやかにおいとました方が良いでしょう。

また急にお訪ねすることになった場合にも、これから伺いたい旨や、玄関先で渡したらすぐに失礼する旨を訪問前に電話で連絡しておくようにしましょう。

 

3、時間厳守と身だしなみに気配りを

良く約束の時間に平気で遅れてくる人がいますが、これはいけません。訪問の約束を取り付けた約束の時間には、遅れることの無いようにゆとりをもって出発しましょう。

時間厳守は常識ですが、だからと言って早すぎもいけません。約束の時間の5分前後の到着が望ましいと考えます。

もし最悪遅刻しそうになったら,遅れるの旨連絡を入れるようにしましょう。

相手宅に着いたら、呼び鈴を押す前にまず身だしなみを整えましょう。手袋やマフラー、コートなどを身に付けた状態でいると不躾に当たるので、お気を付けください。

ちゃんと玄関前で脱いで、腕にかけるなどして、身だしなみに配慮してから呼び鈴を押すようにしましょう。

 

お歳暮を手渡しする時はどうする?

贈り物をお渡しする際には、基本ともいうべきしきたりがあります。

知っておくと助かる日本の習わしです。

まずは、お宅にお邪魔してお歳暮を手渡しするのは、お部屋に案内されたその後、ご挨拶を済ませた上でお渡しするのがルールです。

 

お歳暮の由来

 

贈り物は品物を裸で持って行くことなく、ちゃんと風呂敷に包んで持参するのが正式なマナーですが、昨今ではあまり使われないのが風呂敷でもあります。一般的には購入したお店の紙袋を代用されている方が多いですが、それでも構いません。

ただ、気を付けておきたいのは、相手方に手渡しする場合には、必ず風呂敷だとしたら風呂敷を外し、紙袋に入れていれば紙袋から取り出して品物だけお渡しするのが作法です。

つまり、贈り物をお渡しする時は、これらの包みに入れたままでお渡ししてはいけないというのがしきたりとなっています。

お渡しする際はまず、包みをたたんだのち、品物の正面を先方に向けてお渡しするようにしましょう。そして、贈り物を包んできた風呂敷や紙袋などは必ず持ち帰ることです。

風呂敷も紙袋も贈り物を包むことを意味しているわけではなく、汚れより中身を護って持ち運ぶものなのです。相手方に差し上げるものではないので気を付けましょう。

 

お歳暮の由来

 

お歳暮を手渡しする際には、先方に普段からお世話になっていることへの感謝の気持ちを伝えることです。そして、贈り物についても一言、言葉を添えてお渡しすると良いと思います。

例として、

「年末のご挨拶のしるしとして、贈り物をお届けに上がりました」

「お好みに合うかわかりませんが、評判のものとお聞きしましたので・・・」等。

また生ものや日持ちのしないものは「お早めにお召し上がりください」と一言付け加えることも忘れないことです。

 

まとめ

お歳暮は、相手宅を訪問して直接お渡しするのが正式なマナーです。

しかし、最近では百貨店やインターネットショッピングなどから宅配便でのお届けが主流となっています。

しかし宅配便を利用する場合でも、相手方へ感謝の気持ちを記した送り状を送付するのがマナーです。

贈り物を贈る時の日本の習わしは、品物を贈る相手方への細やかな心遣いが反映されています。先方に失礼に当たらないようお贈りしたいものですね。