お歳暮!知ると得する日本の風習・取引先に贈る時・喪中の相手に贈る時

お歳暮のしきたり お歳暮
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お歳暮は、基本的には贈る相手のお宅を訪問し、直接お渡しするのが正式なマナーです。

しかし、近年では配送手段の発達により、それを活用して、百貨店やインターネットショッピングなどから宅配便でのお届けが主流となってます。

お歳暮は、お世話になった人に、一年の感謝の心を込めて年の暮れに差し上げる贈り物です。その相手は、上司や恩師、ご両親や親戚、友人知人はもちろん多方面に渡ると思われます。

なかには、独立してご商売をされている方にとっては特に、絶対に欠かすことができない相手にお取引先様がおられます。

また、相手方に不幸があり、喪中のご家庭もあるでしょう。

ここでは、お歳暮を、お取引様に贈る場合の注意点と、喪中のご家庭にお歳暮を贈る場合について、日本のしきたりを中心に考えてみることにします。

もしこの状況が当てはまる方の参考になれば幸いです。

 

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お歳暮!お取引先様に贈る時に気を付けておきたいことは?

お歳暮のしきたり

 

お取引先の方にお歳暮を贈る時に気を付けなければいけないことは、親や友人・知人に贈るのとは異なるマナーが挙げられます。相手先とのお付き合いを円滑に保つ上においても、贈り方については特別心配りをするようにすべきです。
ではどんなマナーが考えられるのでしょうか・・・

 

お取引先様にお歳暮を贈る際のマナー

お取引先へお歳暮を贈る場合は、個人ではなく普通は会社として贈ることになります。

自分が会社の代表者ならいいんですがそうではない時には、贈る品物やその金額、または相手側のどなた宛に贈るか?など、重要なことについては、当然ながら独断することなく、上司にお伺いを立てたうえで決める必要があります。

中には、会社によっては、お取引先へのお歳暮やお中元などの贈答を禁止しているところもありますから、相手側との取引、契約の有無などの事情もあるかとは思いますが、いかなる場合においても、個人の判断は控えるべきでしょう。

報告・連絡・相談です。それらを踏まえた上で・・・

お歳暮を贈る際の宛先

贈り先が「会社」宛てにするのか、もっと詳細に「支店」「部署」「個人」宛てにするか次第で、宛先の名称が異なります。

お取引先のなかでも、とりわけお世話になっている特定の方には、その担当者名を書いて贈りますが、それ以外の場合なら「会社宛て」「支店宛て」「部署宛て」という風にするというのが一般的なやり方です。

そうした場合にはそれぞれ、会社宛ての時は会社の代表名、支店あての時はその支店長名、さらに、その担当部署の時は部署長名宛てで贈ります。

相手方の宛名につきましては、間違えると殊の外無礼になりますから、細心の注意を払ってチェックするように留意して下さい。

ここでもやはり、報・連・相、が大事ですね。

相手方に贈る贈り物の選び方

お歳暮をお取引相手に贈る時には、当然のことながら個人に贈るものとは違います。

rawpixel / Pixabay

仕事として事に当たる私情を排除した職業人とした、所謂、ビジネスシーンとしてマッチする物をセレクトすべきです。

なかでも、避けるべきところは、お取引先の競合にあたる会社の商品です。

例えば、相手側の会社が食品取扱会社だとしたら、その会社の競合相手の会社の食品の商品を贈るなどしてはならないという事です。

こんなケースは無いと思いますが、お歳暮を贈る前には、よく確認しなければならない事項の一つです。

そのほか、避けるべき物は、アルコール類のような会社で口にすべきでないものは避けるのが一般的です。

アルコールを贈る場合は、忘年会などを利用する手はありますけども。。。

また、個人宛でない限り、日持ちのするのが難しい生鮮食品や、調理を要する品とかも、お取引先に贈るお歳暮からすればふさわしく無いと思います。

その他の贈る相手に注意すべきことは

政治家や国公立の教師など、公務員をされている方にお歳暮を贈る際は、受け取っていただけないことが考えられます。

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そういった仕事に籍を置く方は、贈り物を受け取ると公職選挙法や公務員規定に抵触することになる恐れがあると思いますので、贈り主が誰という事実とは関係なしで贈り物を辞退する公算が大きいと言えます。

 

お歳暮!喪中の相手に贈る時の注意点

 

喪中とは文字どおり喪に服している期間をさします。

喪に服すとは、故人の冥福を祈りながら慎ましやかに生活する期間のことです。

服喪期間が明けていても、その年に身内が亡くなったら喪中はがきを出し、翌年の正月の新年のお祝い事や、遠方への旅行を控えて生活するなど、おめでたいものとして祝うことを慎む習慣があります。

そのため、お歳暮を贈ることをためらう方もいるかもしれないですよね。

 

喪中のご家庭にお歳暮を贈っても良いの?

先に述べたように、喪中は喪に服す期間であるために、お歳暮を贈ることをためらっている方も多いと思います。

喪中のご家庭にお歳暮を贈っても良いの???

それとも贈るべきではないの???・・・・・・ご安心ください。

喪中のご家庭にお歳暮を贈っても、しきたり的にはなんら問題はないようです。

その理由は、思い返してみてください、この章でも述べたように、

お歳暮は、お祝いごとのため贈るものでなく、感謝の気持ちを伝えるために贈るもの

・・・でしたよね。。。

つまり、喪中であっても贈ることに問題はありません

喪中だからお歳暮を贈るのが気になる・・・という方は、

時期をずらして、年が明けてしばらくしてから寒中見舞いとして贈るのも手です。

が、その時は事前に断りを入れておきましょう。

 

お歳暮のしきたり

 

喪中のご家庭にお歳暮を贈る時、気を付けたいこと

喪中のご一家にお歳暮を贈る行ないそのものは構わないのですが、幾つか配慮しなければいけない点が考えられます。

まず、忌明けまでは避けるべきです。四十九日が過ぎるまでは忌中になります。

身内を亡くされた方は、四十九日を迎えるまで故人のことで色々と対応しなければならず、まだ心も落ち着いていません。相手の立場に立ち、心情を察することが第一です。

また四十九日以内に贈ると香典としての意味合いが高くなりますから、それでは、お歳暮としての感謝の気持ちが相手に伝わりづらくなります

もしお歳暮の時期が忌中になり、時期を逸してしまう場合は「寒中見舞い」として贈ることもできますよ。

そして当然のことながら、お世話になった方が故人の場合でも、贈り物の宛名は、故人宛てに贈るべきではありません。

逆に喪中の人が贈る場合はアリ?

喪中の人がお歳暮を贈るケースは、相手方に不幸があったということではありませんから、いつも通り贈っても差し支えありません。

とは言っても相手によっては、死を「穢れ」と捉え、喪中の人からの贈り物を縁起の良くない品と捉える方もいらっしゃいます。

更には、気を遣わせてしまうきらいもあることを考慮して、やはり四十九日をすぎてから水引をかけずに贈る方が当たり障りがなくてよいと思われます。

 

まとめ

お歳暮は、お世話になった親族や、外部では仕事などのお取引様に贈るものです。

一番大切なのは感謝の気持ちを持って贈ることです。

が、先にも書きましたように、贈るものによっては、気を付けなければ失礼に当たるものもあります。

お世話になった人たちを不快にさせてしまわないよう、十二分に確認しておきましょうね。